院長経歴
- 昭和51年 岡山大学医学部卒 岡山大学第三内科入局
- 昭和58年 岡山中央病院内科就職
- 昭和60年 医療法人仁愛会浦添総合病院就職
- 昭和63年 浦添総合病院理事就任
透析療法部長、内科部長、腎臓病センター長を歴任 - 平成12年 医療法人清心会徳山クリニック設立、理事長・院長就任
- 医学博士 岡山大学

医療法人清心会徳山クリニックは2000年(平成12年)12月に開院しました。
当院の基本理念(ミッション)は"安らぎのある、きめ細やかな、信頼できる医療サービスの提供"です。ビジョンは"患者さん中心の安全・安心のチーム医療を展開し、患者満足度の高い医療の提供及び人材育成による職員満足度の高い職場の提供"です。
基本理念を実現するためには第三者評価が必要です。特に医療機関は医療の質の確保、プライバシー保護、環境への配慮が極めて重要です。その評価システムとしてISO9001(品質マネジメントシステム)、JISQ15001(個人情報保護マネジメントシステム)、ISO14001(環境マネジメントシステム)の3つの認証を取得し、PDCAサイクルによる継続的改善を実施し、認証の更新に努めています。
以上の第三者評価に加えて患者さん中心のチーム医療、組織の継続的発展のため、医療バランスト・スコアカード(BSC)を導入し"医療の質向上を目指したマネジメントシステムの構築"に取り組んでいます。
今後とも職員一同、知性を高め、感性を磨き、品格のあるマグネットクリニックを目指し、質の高い医療を提供していく所存です。これまで以上のご指導・ご鞭撻をお願い致します。
医療法人清心会徳山クリニック
理事長・院長 徳山清之
従来の医療施設という感じのしない環境づくりに意を注ぎました。室内は温もりのある木を多く用い、書、陶磁器、生け花、染織り室内樹木等を随所に置き、楽しみながら過ごして頂けたらと配慮しました。待合では、四季折々の木々や草花を楽しみ、庭園を眺めながらあるいはBGMを聞きながら好きな本に目を通し、ゆったりとしたくつろぎの時間を過ごして頂きたいと思います。血液浄化センターでは、長時間の透析治療の時間を快適に有意義に過ごして頂けるよう木調と温もりのある照明でしっとりとした心和む雰囲気を醸し出せるよう心がけました。私たちはこれからも心も環境も安らぎのあるクリニックを目指します。
私たちは当クリニックを利用される皆様の尊厳、プライバシーを守り、診療に関する情報についてわかりやすい言葉で十分にご説明し、皆様の希望、権利を尊重し、情報開示など皆様のニーズにきめ細やかに対応できるクリニックを目指します。
高血圧症、糖尿病、高脂血症、肥満などの生活習慣病のかかりつけ医としてまた専門分野の腎臓病、リウマチ・膠原病の質の高い医療を心がけます。そのために病診連携を推進し効率的な地域完結型医療を大切にします。特に、血液浄化センターで透析患者さんの長期的な合併症に配慮した安全で質の高い信頼できる医療サービスを提供できるクリニックをめざします。
医療法人清心会徳山クリニックのロゴマークは当法人の基本理念である『安らぎのある、きめ細やかな、信頼できる医療サービスの提供』のキーワードである"安らぎ"、"細やか"、"信頼"を三つの三角形で表現しています。"安らぎ"は地球環境、院内アメニティを含めた癒しの心、"細やか"はプライバシーを守り患者様の尊厳に配慮した木目細やかな医療サービス、"信頼"は安全で安心な質の高い医療サービスを心掛けることを目指しています。ロゴマーク全体の三角形は、組織の安定性と未来に向かっての限りない発展を表現しています。別の視点で見ると三角は"参画"として表現してもよく、職員がクリニックの理念に沿った業務への取組と働く喜びを分かち合える職場を表現したシンボルマークとしました。
3つのキーワードの"安らぎ""細やか""信頼"の実現のためのツールとしてISO9001医療品質マネジメントシステム(平成15年2月18日)、JISQ15001個人情報保護マネジメントシステム(平成17年11月18日)、ISO14001環境マネジメントシステム(平成18年3月4日)の認証を取得しました。平成18年3月現在日本の医療機関でこの3つのマネジメントシステムの認証を取得しているのは調べた範囲では当クリニックが2番目です。
これからも職員一同協力してロゴマークにこめられたコンセプトを実現し、品格のある医療機関を目指していきたいと思います。
医療法人清心会 徳山クリニックでは患者様中心の医療を実践するために患者の皆様の権利を明確にいたしました。患者の皆様の基本的な権利を尊重し、互いの信頼関係に基づき、協働して良質の医療サービスをつくり上げていくことを目標に全職員が最大限の努力をいたします。
患者の皆様の主体的な参加をお願いいたします
良質で安全かつ効率的な医療の提供のために以下のことをお願いします。
平成17年1月1日
医療法人清心会 徳山クリニック
平成13年 | ・メディカルプラザ牧港・徳山クリニック開院祝賀会(平成12年12月2日) ・徳山クリニック開院・診療開始(平成12年12月4日) ・管理栄養士による栄養指導開始(平成13年9月) |
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平成14年 | ・レセプト電算処理システムを導入、平成15年1月(12月診療報酬請求分)より電子媒体(MO)での提出開始(平成14年8月) ・血液透析患者さんを対象に透析体操を開始(平成14年10月7日)・メディカルプラザ牧港5階に調理室が完成。11月より調理実習開始(平成14年10月10日) |
平成15年 | ・EQA国際認証センターより県内医療機関初ISO9001:2000及びJIS Q9001:2000の認証取得(平成15年2月18日) ・退職金支給規定を制定(平成15年10月1日) ・臨床治験への取組み開始(平成15年11月1日) |
平成16年 | ・第1回徳山クリニック院内研究発表会開催(沖縄勤労福祉センター沖縄ハイツ)(平成16年1月18日) ・新電子カルテシステムの本稼動(平成16年8月2日) ・徳山クリニック年報創刊(平成16年10月) ・画像ファイリングシステム本稼動、レントゲンフィルムレス開始(平成16年11月1日) |
平成17年 | ・徳山クリニックにおける診療情報の開示に関する指針を制定(平成17年1月1日) ・卒後臨床研修の開始(平成17年7月25日) ・1階外来情報コーナー「和(なごみ)」運用開始(平成17年9月12 日) ・プライバシーマーク認定取得(平成17年11月15日) |
平成18年 | ・メディカルプラザ牧港開院5周年記念講演会・祝賀会開催(平成18年1月28日) ・ISO14001 : 2004環境マネジメントシステム認証取得(平成18年3月4日) ・医療バランスト・スコアカードの運用開始(平成18年4月1日) ・透析患者送迎開始(平成18年6月5日) |
平成19年 | ・日本透析医学会認定教育関連施設の認定を受ける(平成19年3月16 日) ・徳山クリニック臨床研究データベース(OCEANS)の構築開始(平成19年4月1日) ・検体検査管理加算1の施設基準認定(平成19年10月1日) |
平成20年 | ・沖縄県透析医会設立総会で徳山院長が初代会長に就任(平成20年3月9日) ・外来化学療法加算の施設基準認定(平成20年4月1日) ・オンラインによるレセプト請求開始(平成20年7月9日) ・セントラル方式による無酢酸透析液(カーボスター)の導入(平成20年9月5日) ・血液浄化センターベッド55床(満床)に(平成20年12月14日) |
平成21年 | ・全台、全自動コンソールの導入(平成21年6月1日) |
平成22年 | ・永吉奈央子医師 副院長へ就任(平成22年1月1日) ・クラークによるフロアマネージャー業務開始(平成22年1月12日) ・透析液水質確保加算施設基準認定(平成22年4月2日) |
平成23年 | ・徳山クリニック開院10周年記念祝賀会(平成23年1月30日) ・全職員対象に福利厚生向上のため新たに保険(養老、医療、がん先進医療)加入(平成23年6月1日) ・院内の大幅改修による利便性向上(外来部門、透析患者待合室)(平成23年8月) ・新画像ファイリングシステム(アストロステージ社)導入(平成23年8月22日) |
平成24年 | ・コーチング認定プロ取得に向け専任スタッフ配置(平成24年3月9日) ・メディカルプラザ牧港5階に徳山クリニック施設を大幅拡張(会議室、職員休憩室(和室)、メディカルクラーク室、図書室、事務局等)(平成24年11月5日) ・徳山クリニッククッキングスタジオをリニューアルオープン(平成24年11月) |
平成25年 | ・慢性腎臓病(CKD)教室及びリウマチ教室を新規開講(平成25年2月、4月) ・専任チームを設置して透析運動リハビリの開始(平成25年8月1日) ・心臓超音波診断装置LOGIQ8の導入(平成25年6月25日) ・開院10周年記念誌「医療法人清心会10年の軌跡 天地人」発刊(平成25年7月16日) |
当院では現在、常勤4名、非常勤7名の医師で診療を行っております。
・総合内科診療、生活習慣病、腎臓病(保存期腎不全から血液および腹膜透析を含む)、リウマチ膠原病、循環器疾患、禁煙支援など、専門医および多職種の専門スタッフによるチーム医療で、それぞれの患者さんに応じた支援をご提供しています。
・専門外来として、腎臓病の分野で国際的にご高名な井関邦敏先生による「腎不全レミッション外来」、琉球大学医学部循環器内科診療教授の岩淵成志先生による「心血管病外来」を行っております。
・多くの医療施設と連携を行い、他科診療が必要な方や、より高度な医療を必要とする方は速やかに適切な医療機関へご紹介しています。
・群星沖縄臨床研修センターや県立南部医療センターの研修指定医療機関として研修医を受け入れ、後進の育成にも貢献いたします。
皆様の身近なかかりつけ医として、お役に立てれば幸甚です。どうぞよろしくお願いいたします。
私達看護師は、各疾患の担当があり、患者さん中心の医療を心掛け日々業務を行っています。
専門の資格を持った看護師が、患者さんに対しどのような支援が効果的か、様々なパンフレットを使用し計画を立て、以下の支援を行っています。
・腎臓病の支援(腎臓病療養指導士)・・・管理栄養士とチームを組み、日常生活の注意点や食事に関する事を中心に支援を行い、腎臓病教室も定期的に開催しております。
・生活習慣病の支援(糖尿病療養指導士)
・・・糖尿病、高血圧、脂質異常症の方へ糖尿病療養指導、管理栄養士を中心に、患者さんと一緒に考えながら支援を行っております。毎月、患者待合い室にて、生活習慣病ミニレクチャーも開催しております。
・リウマチの支援(リウマチケア看護師)・・・薬の副作用の説明、生物学的製剤の説明、DASの説明を行っており、リウマチ教室も随時開催しております。
・禁煙支援(禁煙支援士)・・・成人、未成年の方へ禁煙支援を行っており、成人の方へは計5回(3か月間)来院されるよう、禁煙をサポートする体制を整えております。未成年の方へは、ご家族、地域の方、養護教員の方へも協力していただいています。禁煙状況確認の為、電話訪問もおこなっております。
・呼吸器支援(呼吸療法士)・・・睡眠時無呼吸症候群の治療としてCPAP療法の管理、喘息管理、在宅酸素療法の管理も行っています。
・救急体制の確立・・・年4回救急トレーニングを開催し、急変時に対応できる体制を整えております。
外来に受診された際に、直接先生に聞けなかった事、検査結果の見方がわからないなど、私達看護師にどのような事でもご相談下さい。気軽に相談していただけるような雰囲気づくりに努めてまいりたいと思っております。
私達も多くの事を患者さんより学ばせていただいております。今後も患者さんに寄り添った支援ができるよう、向上心を持ち努力してまいります。
臨床検査科では臨床検査技師 常勤3名パート1名で医師からの依頼を元に迅速で正確な検査結果の提供を常に心がけ、患者さんへは丁寧で安全・安心な医療の提供に努めております。
検査は主に患者さんから採取した血液や尿などを自動分析器にかけて調べる検体検査と患者さんに直接対面し検査を行う生理検査に大別されます。
当院で行っている検査として、検体検査は生化学(肝、腎機能)、血液一般(貧血等)、炎症(CRP・血沈)、HbA1c、尿検査、電解質、血液ガス等があります。
生理検査は心電図、エコ-検査(観察部位として腹部、心、甲状腺、頚動脈、関節など)、ホルター心電図、睡眠無呼吸検査、CAVI(動脈硬化)、FMD(早期動脈硬化)、肺機能、24時間血圧測定等を行っております。
正確な検査結果を提供するために精度管理や毎日の点検による機器管理を実施し、外部の精度管理調査にも積極的に参加しています。また、最新の知識・技術を日々習得し、他部署との連携を密にしてきめ細やかな医療サービスの向上を目指していきたいと思っております。
2016年4月より栄養給食室から栄養支援室へ、2018年4月より栄養支援科へ名称が変更となりました。
栄養支援科は、管理栄養士3名、委託栄養士1名、調理員5名(委託)のスタッフで構成されており、栄養支援(栄養相談、調理実習)および、透析食・職員食の給食業務を行っています。食材管理と調理および洗浄などの給食管理業務については、2000年の開院時より日清医療食品(株)に業務委託し運用しています。
透析食は、2001年9月より、定食A、定食B、軽食の3種類からのセレクトメニューを開始。食事を安全で適温に提供できるよう2004年4月より温冷配膳車(IHカート)を導入し、給食サービスの改善に大きな効果をもたらしました。今後も患者さんに喜ばれる透析食の提供を目指します。
栄養支援業務は、2001年8月より個別栄養相談を開始しました。2002年11月からは集団栄養指導の一環として、患者さんとご家族を対象に調理実習を各疾患別に実施しています。2013年1月には調理実習室を大幅にリニューアルし、IH調理環境の整った設備でさらに患者さんが満足する実習を目指しています。チーム医療の観点からは、透析栄養サポートチーム(DEN)、生活習慣病予防チーム、腎臓病教室、認知症チームなどがあり、2020年度からは心不全チームがキックオフし、管理栄養士も関わっています。食生活の改善は、病気を治療する上で大切なキーワードです。栄養支援では、患者さんの生活背景や食習慣などを考慮し、病気治療に役立つ具体的な提案をさせて頂き、1か月後、2か月後の目標を立て、振り返りを行いながら食事のアドバイスをしています。
栄養支援室は、おひとりおひとりの健康へと繋げるサポーターでありたいと考えております。毎日口に入れる食事の大切さを知り、共感していただくことで、明日へのモチベーションへと繋げていければと考えています。
『We are what we eat!』…私たちは私たちの食べたものでできています!
これからも患者さんのニーズに合った医療に貢献できるよう、チーム医療の一員として、臨床栄養の専門性を生かした栄養支援に努めていきたいと思います。
2018年4月現在、ベッド数58台、患者数191名、看護師22名で業務しています。当科では長期受け持ち制による患者支援の充実に努めています。
患者と向き合えるスキルを学ぶため、コーチングや接遇の勉強会を院内専門スタッフにより開催、コミニュケーションスキル向上に努め、信頼される質の高い医療サービスが提供できるようにスタッフ一環となって維持発展させていく事が重要と考え取り組んでいます。
更にチーム活動の充実、禁煙・感染・救急・災害・栄養・運動・認知症・VA(バスキュラーアクセス)管理・C-PAP(持続陽圧呼吸療法:睡眠時無呼吸症候群の治療)など各チームそれぞれ個々の目標意識を持って積極的に取り組んでいます。
院内で行われる院内研究発表会を始め、年に数回行われている学会(日本透析医学会・日本腹膜透析研究会・九州人工透析研究会・沖縄県人工透析研究会・日本腎不全看護学会)への参加についても積極的に演題発表と知識の向上に努めています。
昨年末より新透析システムを導入、新システム活用で効率的透析管理と患者支援につなげ、理想の透析治療を提供する事を目的として常に患者に接しています。
今後もスタッフ一同、患者指導、支援を積極的に行い信頼関係が持てる、やりがいのある学びの場とした職場づくりに努めたいと思います。
当院の理念と方針である安らぎのある、きめ細やかな、信頼できる医療サービスの提供」を掲げ基準の国際規格となる品質マネジメントシステム(ISO9001:2015)環境マネジメント(ISO14001:2015)個人情報保護マネジメント(JISQ15001:2006)の認証を取得し、運用に取り組んでおります。日常の業務がマンネリ化しないため、PDCAのサイクルによる定期的な内部監査を行い、医療品質の向上と必要な改善を図り、当クリニックの理念を職員全員が共有し実現に努めております。
近年透析患者さんの高齢化、合併症に伴う体力の低下への対応が重要となっており、透析中の運動療法、透析運動リハビリを継続して行っております。更に食事管理の充実を図る為、管理栄養士と協力し栄養支援システムの構築に取り組んでいます。『しっかり(正しく)食べて、運動し、しっかり(正しい)十分な透析を行なう事を目指す。』そのほか患者さんとのコミュニケーションを図るため患者勉強会、患者新年会を開催し、より良い関係を築く工夫と努力をしています。
スタッフ自身が専門職としての知識を深め、自立成長することで質の高い看護ケアができるよう目指すとともに、高齢化対策を視野にいれた積極的な医療サービスが提供できるようにしたいと思います。
今後は、スタッフ全員で構築した医療品質マネジメントシステムをもとに、継続的な運用によって、患者さんの視点を重視した、信頼される更に質の高い医療サービスの向上に、全職員が一丸となって維持発展させていくことが重要と考えます。
当院では3つの柱を軸にチーム医療を行っています。
・しっかり正しく食べる (栄養)
・しっかり正しく運動 (運動)
・しっかり正しく透析 (透析効率)
その他にも
CPAP(持続陽圧呼吸療法:睡眠時無呼吸症候群の治療)、禁煙、認知症、災害、感染、リスクマネジメント、救急、VA(バスキュラーアクセス)と各チームがあり技士もそれぞれ関わっています。
数年前に比べ透析の現場も治療の在り方、関わり方が時代によって変化しつつあります。
透析での技士の役割もこれまでとは違い変化を迎えています、私たち技士科はこれまで通りの機器管理や水質管理、安心安全な治療の提供に加え、日々変化する様々なニーズに対応して行ける様、10名のチームワークで頑張っています。
平成28年4月より血液浄化センター看護部に所属しておりました看護助手がメディカルエイド室として独立し、2018年度よりメディカルエイド科へ名称を変更しました。勤務体制は、日勤帯5名、夜勤帯2名となっており現在、11名で血液浄化センター内の環境整備、ダイアライザー組立て、ベッドメイキング、体重・体温測定、透析運動リハビリの指導などを行っています。特に透析中の運動リハビリは平成25年より開始し、メディカルエイド科が中心となり取り組んでいます。年に1回開催される院内研究発表会では、部署の取り組み、業務内容の見直しや改善などを目的とし積極的に発表しています。
メディカルエイド科は人材育成にも力を入れており、チームワークで今後も安全・安心の透析治療が受けられる環境を提供していきたいと思います。
患者様がクリニックにお見えになったとき、
一番初めに対応させていただくのが私たち「診療支援科」です。
そして、最後に対応させていただくのも私たち「診療支援科」です。
診療支援科は医療スタッフの一員として、たくさんの業務を担当しています。
診療支援科では、来院中の皆様がクリニックで心地よくお過ごしいただけるように接遇・コミュニケーションのスキルアップに取り組んでいます。
いろいろな相談やお尋ねにもできうるかぎり対応させていただきたいとおもいますので、お気軽にお声かけ下さい。
医療法人清心会徳山クリニックの事務局の事務長1名、職員3名の計4名態勢で業務を行っております。主な業務は、事業計画の策定に関する業務、人事全般に関する業務、社会保険事務手続や給与計算等に関する業務、就業規則の整備に関する業務、設備管理に関する業務等です。
事務局の仕事は、職員が働きやすい環境をソフト面、ハード面の両方から整え、安心して働ける事で患者さんへより良い医療サービスが提供できる医療機関となれるよう裏から支えることだと考えております。これからも「職員から信頼される」事務局を目指して笑顔を忘れず、日々業務改善に努めたいと思います。
患者さんと直に接する機会は無いと思いますが、定期的に実施しております各患者満足度調査等から頂きますご意見をしっかりと受け止め、チーム医療の一端を担う部署として自覚を持って業務に取組んでまいります。
ところで、ISOとは、どういったものなのかについて、ご説明します。
「ISO」とは、国際標準化機構が定めている国際規格の略称で、ギリシャ語の「ISOS」アイソスという語源を元にしております。アイソスとは日本語で「相等しい。」という意味です。つまり、全世界の国々がこの国際規格を「相等しく。」活用するという意義を込めて、定められました。
国際標準化機構は、スイスのジュネーブに本部があり、1947年の設立以来、現在では140カ国以上が加盟しています。
ISOは、全業種の企業活動に対するマネジメントシステムに関する国際規格です。その国際規格の代表的なものに、品質マネジメントシステムと環境マネジメントシステムがあります。
当クリニックでは、㈱監査システム技術開発研究所の支援のもと、ISO9001認証取得に至りました。
医療制度改革がかつてないスピードで進んでいる中で、当クリニックの理念である「安らぎのある、きめ細やかな、信頼できる医療サービスの提供」を職員全員が共有し実現するためのツールとしてISOの医療品質マネジメントシステムが今後不可欠な要素となってくると思います。一方、今医療界に求められている「特徴あるホスピタリティ精神の具現化」と「医療をとおしていかに地域への還元を図るべきか」といった課題も、ルールにのっとった組織的な取組が必要であり、患者さんから信頼され選ばれる医療機関を目指すことが認証取得の大きな目的です。
当クリニックは、平成12年12月の開院以来、クリニックが目指す基本理念の実現と患者さんが質の高い医療を受けるためのシステム作り、それに当クリニックが第三者からみて、どのレベルにあるかの評価測定方法について、検討を進めてまいりました。ところが、日本では現在クリニックレベルでの第三者評価ができる組織的な機関がないことから、苦慮しておりました。そこでグローバルスタンダードとしての品質保証の基準となるISO9001の存在に着目、認証取得に向けて取組むことにしました。そのことは、地域医療を担う当クリニックにとっても又、現下の医療を取り巻く環境の厳しさから、効果的で質の高い医療サービスを患者さんに提供できるシステムづくりが重要な課題となってきたことが、導入の発端となりました。
導入による効果として考えられるものを、いくつか挙げてみました。
職員全員が一丸となって取組んできた結果平成15年2月18日付でEQA国際認証センターから「品質システム認証書」が交付されました。当クリニックが国際規格の認証を取得した医療サービスの適用範囲は、「内科外来患者さんの診療及び腎不全患者さんに対する血液透析(CAPDを含む)治療」です。この医療サービスの範囲は窓口での受付から受診のご案内、会計処理までの一連の全ての業務に及んでおります。この過程はISO規格の要求に従い、マニュアル化された手順書によって行われているため、国際的にみた医療品質の提供を患者さんに保証することが前提となることから、単に認証を取得したことで終わることはありません。今後は、スタッフ全員で構築した医療品質マネジメントシステムをもとに、継続的な運営によって、患者さんの視点を重視した、信頼されるより質の高い医療サービスの向上に、全職員が一丸となって、維持発展させていくことが重要になってきます。
2005年11月5日
医療法人清心会 徳山クリニック
院長 徳山 清之
医療活動によって排出される廃棄物等によって、地球環境及び地域住民が被る健康や生活に与える人為的な災害(公害)を、未然に防ぐための対策を講ずることは、医療機関としての社会的責務であると考えました。
高度経済成長は大なり小なりに地球の温暖化、オゾン層の破壊、酸性雨(化学燃料(工場の排煙、自動車の廃棄ガス))などにより地球を汚染し、それによって取り返しのつかない健康への被害をもたらしてきました。
そのような状況から、当クリニックは、グローバルな視点から環境の浄化に貢献する具体的な取組みとして、環境マネジメントシステム(ISO 14001)を構築する必要性を痛感しました。
地球は今、温暖化を始めオゾン層の破壊、酸性雨による森林や建物への被害、森林減
少、砂漠化による土地の劣化、不毛化現象、水質汚濁、海洋汚染等により、悲鳴を上げており、生態系のバランスをも破壊させようとしています。
このことを私達はよく理解し、クリニックから排出される廃棄物を適正に処理することによって、環境への負荷を低減し、少しでも地球環境破壊防止と地域社会に貢献できるよう、その取組みを実践を通して積極的に推進し、循環型社会の実現を目指してまいります。そのための証しとしてISO14001の認証を取得することにしました。
当クリニックは、平成12年12月の開院以来、クリニックが目指す基本理念の実現と患者様が質の高い医療を受けるためのシステム作り、それに当クリニックが第三者からみて、
どのレベルにあるかの評価測定方法として、ISO9001品質マネジメントシステムの認証を平成15年 2月に取得しました。
その後、環境問題が国民的な関心事となっていることから、当クリニックにおいてもISO14001の認証取得に向けて取組んでまいりました。
平成17年4月 | 平成17年度の重点事業計画の中に「ISO14001(環境マネジメントシステム)認証取得」を掲げる |
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平成17年11月 | 院長より「キックオフ宣言(運用開始宣言)」=「ISO14001環境方針」を発表 |
平成17年11月 | 職員及び取引業者を対象に説明会を開催 |
平成17年12月 | ISO14001認証取得のための審査を依頼 |
平成18年1月26日 | 第1段階の審査を受ける |
平成18年2月22日~23日 | 第2段階の審査を受ける |
平成18年3月4日 | ISO14001「環境システム認証書」交付される |
廃棄物の適正処理を順守します
ルールに基づく分別を徹底します
資源を大切にする風土作りに努めます
自然(地球)に配慮した物品(グリーン商品)の購入に心掛けます
取引業者にも協力してもらいます。⇒ 過剰梱包品の購入を避ける
廃棄物の削減に努め、次のことを推進します
環境の浄化には自分が主役という気持ちを持ち続けます
家庭でも地域でも実践します
当クリニックでは、個人情報保護マネジメントシステムを構築し、個人情報の適正な利用と管理を実践することが、当クリニックの基本理念である「安らぎのある、きめ細やかな、医療サービスの提供」の実現に不可欠と考え、個人情報の取扱いを適切に行っている事業者であることを第三者機関が認定するプライバシーマーク制度の取得に取組みました。 医療制度が大きな変換期を迎えるなか、今後個人情報の保護は医療機関にとって最重要課題であり、「患者様へ安全、安心、信頼を提供できる医療機関」を目指すことが、プライバシーマーク認定取得の最大の目的です。
平成17年4月1日に「個人情報保護法」が施行され、業種を問わず全ての事業者に適切な個人情報(名前、住所、生年月日等個人を特定できる情報の全てが個人情報です。)の保護対策が要求されています。 特に重要な個人情報を取り扱う医療機関において、個人情報の漏えい防止等の対策は必須条件だと思います。当クリニックは、患者様へのより高い「安全、安心、信頼」の提供をめざして、プライバシーマーク認定に向けて平成16年7月より職員一丸となって取組んでまいりましたが、平成17年11月15日付で認定を取得いたしました。
認定取得による効果として考えられるものを挙げてみました。
職員全員が一丸となった取組みの結果、平成17年11月15日付で財団法人情報処理開発協会より、プライバシーマークの認定を取得しました。今回の取得により、個人情報の取扱いを適切に行っている事業者として認定されましたが、今後第三者により個人情報保護の規格要求事項を適切に運用しているか、継続的な改善が実施されているか、注視されることになります。
プライバシーマークの認定を維持するためには、2年毎に更新の審査を受けなければなりません。そのためには、適正運用のための職員教育や情報漏えいのリスク分析結果、法令等の改正を速やかに個人情報保護マネジメントシステムに反映させ、改善を図ることが不可欠です。
当クリニックは、認定取得に満足することなく、今後ともなお一層の医療サービスの質の向上に努め、患者様へ安全、安心、信頼を提供できる医療機関となれるよう心がけていく所存です。
医療法人清心会 徳山クリニック
理事長 徳 山 清 之
医療法人清心会徳山クリニック(以下当クリニックという)は「安らぎのある、きめ細やかな、信頼できる医療サービスの提供」を基本理念に診療を行っております。当クリニックを利用される皆様へ安心安全で質の高い医療サービスを提供する上で、患者さんの個人情報を適切に保護し、管理することが非常に重要です。そのために当クリニックでは、以下の個人情報保護方針を定め確実な履行に努めます。
※この方針は、患者さんのみならず、当クリニックの職員情報等、当クリニックが取扱うすべての個人情報についても適用します。
制定日 平成16年7月21日
改正日 2019年9月1日
医療法人清心会 徳山クリニック
理事長・院長 徳 山 清 之
医療法人清心会徳山クリニック(以下当クリニックという)が、患者の皆様からご提供いただいた個人情報を、下記の目的のみに利用させて頂くことについての同意の確認のため、当クリニックにおける個人情報の利用目的に署名をいただきますようお願い致します。
個人情報の取り扱いについてお気づきの点や個人情報開示に関するお問い合わせは、1階外来窓口までお申し出ください。
※当クリニックは個人情報保護法第37条1項による次の「認定個人情報保護団体」の対象事業者です。
第三者による解決が必要な事項は、本団体へご相談下さい。
財)日本情報経済社会推進協会
個人情報保護苦情相談室 TEL0120-700-779
平成19年12月1日
医療法人清心会 徳山クリニック
院長 徳山 清之
個人情報保護管理責任者 森松 長明
当法人の職員が仕事と生活を両立させることができ、安心で働きやすい職場環境を作るために次の行動計画を策定します。
平成28年9月1日~平成31年8月31日
目標:育児介護休業法に基づく育児休業や雇用保険法に基づく育児休業給付金等、仕事と生活の両立を支援する各制度の周知を図る。
対策1:平成28年9月~ 各支援制度に関する情報提供のための窓口の設置
対策2:平成29年10月~ 各支援制度を取りまとめたパンフレットの作成と掲示
2022年度 あゆみ | 2月1日~2月28日 群星沖縄(大浜第一病院所属) 研修医1名が当院にて地域医療研修 3月6日 第39回沖縄県人工透析研究会(沖縄コンベンションセンター)開催 当院より3題発表 看護師、優秀演題賞受賞 看護師「血液透析患者に対する栄養サポートシステムの改善」、 臨床工学技士「DW評価におけるInBodyS10を用いた生体電気インピーダンス(BIA)法の活用について」、 メディカルエイド「メディカルエイド科の新型コロナウイルス 感染対策と取り組みについて」 3月4日~13日 第41回食事療法学会 管理栄養士 web発表「EASEプログラムを用いた外来栄養支援の取り組みについて」 5月9日~6月2日 沖縄県立南部医療センター・こども医療センター研修医1名が当院にて地域医療研修 6月29日 第2回心不全地域医療連携セミナーin Okinawa web講演にて副院長発表「当院における心不全サポートチーム医療と地域連携」 7月1日~7月3日 第67回日本透析医学会にて 臨床工学技士発表 「DW評価における InBodyS10を用いた生体電気インピーダンス (BIA)法の活用について」 7月13日 第24回浦添市医師会学術奨励賞 管理栄養士「EASEプログラムを用いた外来栄養支援の取り組み について」、 臨床工学技士「DW評価における InBodyS10を用いた生体電気インピーダンス(BIA)法の活用について」 受賞 11月10日 第3回フレイル研究会(ロワジールホテル)にて当院看護師発表 「当院における透析運動リハビリテーションのこれまでとこれから」 11月20日 第19回徳山クリニック院内研究発表会(ダイコー沖縄)開催 1. CVD予防支援患者のセルフケアに関する意識調査 外来看護師 2. 栄養指導介入による体組成改善効果の調査 栄養支援科 3. マネジメントサイクルを活用した部署管理の有効性 診療支援科 4. 多職種チームによる心不全支援 事例を振り返る 心不全支援チーム 5. 慢性腎臓病の進行に対する亜鉛欠乏の影響 医局 特別講演 「進行がん患者をどう支えるか~ACPは在宅でこそ機能する~ 」 講師:北里大学 新世紀医療開発センター教授 集学的がん診療センター長 佐々木 治一郎 先生 12月11日 第54回九州人工透析研究会(沖縄コンベンションセンター)開催 「沖縄県透析施設における食事提供と運動療法について」 知念さおり先生発表 よく解るシリーズ「禁煙支援の実際 禁煙の方法とメリットが鍵」 永吉奈央子先生が講演 |
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